ストーカー被害に悩んでいた頃、付き合っているふりをして助け船を出してくれた女の子と結婚した。

嫁は当時高校を卒業したばかりの新人。
嫁は入社時の自己紹介で

「○高校出身です。」

と言っていたがそこは県トップの進学校。
旧帝大合格者が何人もいて女子でも全員が四年制大学に行くような賢い学校。
毎年、高卒で採用されるのは底辺商業高校の子ばかりで「珍しいな」って思った。
商業高校の子は学力が低いから仕事ができない。
進学校出身の嫁は計算も丁寧でパソコンを覚えるのも早くて言葉遣いも綺麗で同期の誰よりも仕事が出来るから会社のマドンナだった。

俺も清楚で黒髪がよく似合うピチピチギャルの嫁を可愛いなとは思っていたが
未成年の女の子に恋愛感情が芽生えるわけもなく嫁のことは妹のような感覚で可愛がっていた。
一方、30歳のお局ババアだけは若くて可愛くて何でもできる嫁が気に入らなくて「高卒の癖に」と嫁を虐めていた。
ババアは大卒っても地元の底辺女子大出身で赤毛のヤンキー姉ちゃん風の下品なオバハン。
ババアは大卒だからババアの方が嫁より給料が高くなるのは仕方ないのだろうが、圧倒的に人望があるのは嫁だった。
しかもババアは俺に惚れていたそうで
俺を待ち伏せしてまで告白してきた。
なんか俺が
ババアの好きな声優に声が激似らしく俺が断っても手作り弁当でアプローチしてきて怖かった。
断ったら断ったで嫌がらせされるし、そうかと思えばまたアプローチされてでストレスで体重が10キロも減った。

俺とババアをくっつけようとするお節介ババアもいたが、例えババアが10歳若くても裏で若い娘をいじめる女と付き合いたいと思うわけがない。

穏便に断っていたが、ある日大事件が起きる。
残業を終えて帰ろうとすると駐車場でババアに遭遇してしまった。

「俺さん、やっぱり告白の返事ダメなんですか?私、俺さんのこと…。」

「あのさ、ババアさん。俺、ババアさんのことは同僚としか思えない。申し訳ないけど…。」

そこで颯爽と嫁登場。

「ババアさん!何言ってるんですか!俺さんは私の彼氏ですよ!」

「えっ……!!!?」

ババアと俺で

「えっ……!」

とハモってしまった。嫁ちゃん何言ってるの?俺を助けたくて?と混乱してるとババアが

「俺さんがあなたみたいなネンネさん相手にするわけがないでしょ!」

とキレた。
嫁も嫁で

「え、俺さんがあなたみたいなおばさん相手にするわけないじゃないですか。」
「ババアさんその年でまだ結婚してなかったの…うわ〜…」

(嫁の名誉のために言うが嫁は普段こういうことを言う子ではない。
 ババアの言動で俺も同じように苦しんでいることが許せなくて言った言葉。普段の嫁は天使。
 夜だけ悪魔になる。)

と応戦。
ババアはあっさり、泣きながら自分の車に乗り込んで急発進した。
ババアが事故を起こすんじゃないかと心配になったがさらに心配なのは嫁だ。

「嫁ちゃん、有難いけど俺を助けるためにここまでしてくれなくて良いよ。」

嫁みたいな19の清楚なギャルと付き合えるなら嬉しいが、それまで妹みたいな感情しかなかったしいきなり付き合おうと言われても頭が真っ白だった。

「でも、ババアさん私と俺さんが付き合っていると勘違いしてしまったから、それを事実にしないとまた俺さんストーカーされますよ。」

嫁は澄ました顔で俺は嬉しいとか、困る以前に「怖っ…。」と思ったのを覚えている。

「嫁ちゃん、まだ19でしょ?俺と一回りも年が違うし…。」

「えっ!31歳なんですか?入社4年目と言ってたからてっきり27歳だと思ってました。
 (俺は大卒だが高卒で入っていると思ってたらしい)あっ!でも、干支お揃いですね!あ〜私何言ってるんだろう…恥ずかしい…
 でも、本当に付き合うのはダメですか?
 うちの両親なんて14歳差ですよ。高校の時の担任も奥さんが干支同じって言っていました。これくらいの年の差普通ですよ〜。
 私、彼氏いたこと一度もないんです。」

「えっ、嘘でしょ。そんなに可愛いのに。」

「お兄ちゃんが禁治産者だから昔から結婚なんて諦めてて…。進学校で唯一高卒就職するから同級生には見下されてたしね…。」

「どうして就職したの?」

「お父さんが借金して蒸発してしまって…。お兄ちゃんと専業主婦のお母さんと私だけ残されたの。
 お兄ちゃんは自殺するしお母さんはショックでおかしくなるし…。
 お兄ちゃんの保険金で借金は返せたけど
 お父さんが叔父さんにまで借金したせいで
 何の罪もない優秀な従兄が大学進学を諦めたから私だけ進学したらいけないと思って就職することにしたんです。」

「そんな!嫁ちゃんは悪くないのに!」

「ずっと、そんな優しい言葉をかけてくれる人を探していたんです。
 私今までの人生で不幸しかなかったから…。
 就職してババアさんにいじめられても
 けど、俺さんがババアさんに付きまとわれて困っているのを見て仲間がいるんだ!って心強く思えたんです。
 私は俺さんみたいな優しくて暖かい人をずっと待っていました!付き合ってください!」

「本当に俺で良いの?」

「俺でいいの?なんてやめてください。俺さんじゃなきゃ嫌です!
 25歳までに結婚して赤ちゃん産みたいから人助けのつもりで付き合ってください!
 こっちもババアさんから助けてあげたんだから!ネ??」

やはり怖い女だ。
ここまで言われて断れる男なんていないよな?
それからは他の社員から嫉妬と羨望の眼差しで見られていたがみんなから祝福してもらえた。
俺と嫁はこの出来事の半年後に結婚した。
新婚なので残念ながら赤ちゃんはまだいないが
嫁が若いのですぐ出来ると思う。
嫁もようやく幸せになれたからもっと幸せにし
と行くことが俺の務めだと思っている。

>悪魔になる天使の話を

間違えた。
入社9年目だったわ。
スマホのボタン押し間違えてた模様。
悪魔になる話か。
ちょっと待っててな。

>せっかく詳しく話してくれたのに水を差すようだが、嫁ちゃん産まれた頃には禁治産者って言わなくなってるぞ…

そうなんだよ。

「禁治産者って懐かしい言葉だな」

って言ったら

「今は成年被後見人って言うんですよね。
 お父さん、何度訂正してもCAさんもスチュワーデスと呼ぶしお父さんの古い言葉が移っちゃったんです。」

と頬を赤らめて恥ずかしそうにしてたわ。

嫁と付き合ってからしばらくは清いお付き合いだった。
嫁は進学校で勉強ばかりしてきたから世の女子高生が行くようなタピオカ店に行ったり、
パンケーキを食べにいったり、
プリクラを撮りにいくという経験が全くなかった。
いや、そういうのは

「同年代の女の子と行きなよ」
「同期の女の子もいるでしょ。」

と言ったけど同期とは学力が違うからかそこまで仲良くなれなかったみたい。
たまに恋バナをする程度だって言ってた。
俺も31歳だからそういうとこは恥ずかしかっ
たが嫁のペースに乗せられっぱなし。
ある日、嫁にデートの帰り、

「お土産でお酒もらったんだけど私飲めないから飲んで」

と頼まれた。
嫁は当時未成年だけど、会社員ということは短大くらいは出ている年齢なんだろうと勘違いした知り合いもおばさんにもらったらしい。
俺は梅酒一杯飲んだだけで顔が赤くなるようなくらい酒が弱い。
しかし、可愛い女の子のお酌なのでつい2杯目を飲んでしまったところで記憶が途絶えた。
嫁に介抱された時に嫁の胸があたってほんのりあったかかったのを覚えている。
起きたら見知らぬベッドの中で嫁ちゃんがいた。
嫁の家は男子禁制の社員寮だから嫁の部屋でもないはず。
そう、ラブホだったのだ。

「家送ってくれたら良かったのに。」
「鍵の場所分からないから連れてきちゃいました!ここまで来たら抱いてくれますよね?」

可愛いのに悪魔みたいな娘だなと思ったわ。
嫁が来ていた白いワンピースを脱がすとブラジャーとおパンティーは黒のセクシーなやつ。

「20歳の記念に俺さんに抱いてもらいなって言って同期ちゃん(商業高校出身のビッチ)が買ってくれたんです。」

「ぬ、脱がすよ。」

服の上から見てもデカいパイオツなのでパッドじゃね?とババア共はバカにしていたがデカイ。
揺らしてみたら恥ずかしそうにしていた。
しばらくはおっぱいに吸い付いたりで悪魔から聖母に大変身。
ディープキスをする(嫁は初めてなので荒々しく闇雲に舌を突っ込めばいいと思っていたようなのでやり方を教えた)、嫁の胸に顔をうずめるで一回りも年齢差があるのに俺は赤ちゃんになってしまった。
さて、挿入の段階になると嫁はうってかわって天使の姿に戻る。初めてだから怖いらしい。

「入れる…よ…。」

「はい…。あれ!痛くない!」

快感を得るにはしばらくかかったが痛みがなかったのは幸いだ。
嫁は涙ぐみながら

「これで完全に俺さんのものになれて嬉しい」

と言ってくれた。
それからは体位を変えながら何度も挿入。
ちょうど2人とも連休だったのでラブホに連泊して出かけることもせず、嫁を抱く→休憩→嫁を抱くの繰り返しだった。
 
コメントの数(9)
コメントをする
コメントの注意
名前  記事の評価 情報の記憶
この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:dRMxFwi20編集削除
ババァ
2 . 名無しさん  ID:uKf1n2Ow0編集削除
言葉の端々に天然砲(エセ)が見えるテンシ(惡魔)だのうw
コギャル全盛期にオイラも似た経験してるから別に羨ましくないんだからね!www
3 . 名無しさん  ID:IItgwmfa0編集削除
裏山C〜
もげな 大事にしろよ
4 . @  ID:tb5hK5h80編集削除
ジョーカー
5 . 名無しさん  ID:h7GPrdWw0編集削除
なんか平成初期の2ちゃんのにおい
6 . 名無しさん  ID:u60C6yVT0編集削除
これ、最終的には嫁父と母がブラ下がってくる最悪パターンじゃん
この女はそこまで読んでるぞ
7 . 名無しさん  ID:k93nz8B90編集削除
キモい文章www
8 . 名無しさん  ID:7VNv2OsC0編集削除
特殊嫁シリーズって女が最後必ず涙ぐんで喜ぶよね
9 . あ  ID:iTJ7SAPq0編集削除
スゲーつまんねぇー話だ。

コメントを書き込む

今月のお勧めサイト



週間人気ページランキング
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
月別アーカイブ
タグ
ブログパーツ ブログパーツ