上司が代わってから大変だった。
新卒から面倒見てくれていた上司は「私子さんは頑張り屋だし仕事も早くていい!この部署最高」みたいなノリでみんなを褒めてくれていたのたが、その上司が異動に。
次の上司が異動してきて初日に言い放った言葉が、
「僕は基本皆さんを褒めようとは思いません。完璧にやれて当たり前ですよね。金もらってるんだから。
馴れ合いは嫌いなので。
それなのにみなさん完璧にやれてない。数字が悪い。恥ずかしくないんですか」
だった。
新卒に対しては
「ここの人たちは随分怠け癖があるようだから、僕が君を鍛える。まだ君らは人生やり直せる」
と話した。
ところが新卒がわからない所(この資料はどのフォルダに格納されてますか?とか)を私達に聞くのを見れば
「そんなもの、自分で探せば良くない?君たちも何構ってんの?彼のためにならないよ?」
目標達成して大喜びした新卒をみんなで拍手で祝えば
「出来て当たり前だよね?金もらってるのに今まで出来てなかったことを反省する時間じゃないの?馬鹿なことしてないでよ。ほんとに恥ずかしいよ」
報告をキッチリ毎日しろと言うから事務の人が報告すれば
「まとめた資料みたいなものも作れないの?」
それならばと資料作れば
「あー!時間の無駄無駄(資料破り捨て)!いらないよこんなの。ホントにやった気でいるのが好きなんだねえ」
みんなかなりストレスが溜まって、新卒がとうとう過呼吸起こして倒れてしまった。
すると、
「君たちちゃんと彼のこと見てたの?僕は殆ど彼と話さなかった。原因はどう考えても君たちだよね?」
と責める。
上司の異動は業績悪化が原因だったのだが、業績は下がりまくった。
報連相全てうまく行かなくなり、上司が席についてるときはみんなトイレに行くふりして個人個人にラインを送って仕事しなければならなかった。
報連相しようとすると
「時間の無駄!一人で解決して!」
と怒鳴られる職場で本領発揮できる人はあまりいないんじゃなかろうか。
とうとう新卒4人のうち3人、あと私の同期2名が鬱か適応障害で休職、もしくは「家庭の事情」で退職するという前代未聞の事態に陥った。
あちこちから応援が呼ばれ、他部署の同期が毎日入れ替わり立ち替わりやってきた。
残された新卒を気にかけて指導しようとする私の同期にも、上司は叱りつけて指導をやめさせた。
会社側も新卒一人目が倒れた時は
「頑張ってはいたが仕事そのものがあわなさそうだった」
という言葉を信じたが、応援で呼ばれた同期達が
「あそこの上司はヤバい、もう行きたくない」
と抗議した為調査が入った。
結果として、上司が原因だと全員が回答したのと、新卒が録音しまくっていたのであっさり裏が取れた。
上司はそれでも役職剥奪などの処分にはならなかった。
もう私も会社辞めようかなー…と考えて相談した同期から、
「明日あんたのとこに社長が行くってさ。相談してみな」
と言われた。
そして翌日、朝礼に社長が来て私以外みんなびっくりしていると、社長は皆の前で上司に対して職人しか居ない部署への異動を命じた。
「馴れ合いは嫌で部下を褒めたくもないんだろ。恥ずかしいんだろ。ならそっちに行け、な。来週からでいいから。」
と社長がサラッと話して帰っていった。
退職はしないことにした。
飛ばされた上司はというと、向こうでも同じようにやらかしてベテランの一人が休職。
とうとうその上司は部下の居ない部署でソロプレイヤーみたいな感じでやらされることとなった。
今は前の上司が戻ってきてくれ、新卒たちも同期たちも無事復帰した。
正直あの上司とのやり取りはメンタルがかなりやられ、自分を責めて自殺も考えることがあった。
後輩や同期がどんどん病んでいくのを見ながら仕事するの、しんどかった。
|
|
(9)
1 . 名無しさん ID:G33iOHAI0[評価:
] : 編集:削除
おはようございます😃
終わりよければ
すべて良し
すべて良し
糞上司の話おおいなぁ
緊急事態宣言がいいでしょう
久しぶりにここ覗いたんだけど
嘘松さんは居なくなっんですか?
嘘松さんは居なくなっんですか?
上司なんて絶対じゃないし、こいつだめだ〜って思ったら聞き流しておけばいいのに。
こういう話読むたびに思うけどよ なにも物語として完結するまでその会社にいなくていいんじゃねえの?
俺はイヤになったらすぐ辞めちまうからよ 物語になるような経験ねえわw
今の体制になってからもう20年になるからよ イヤにならなきゃずっといるんだわ 面倒なことはやらなきゃならねえがイヤなことはさっさとやめるに限るな
俺はイヤになったらすぐ辞めちまうからよ 物語になるような経験ねえわw
今の体制になってからもう20年になるからよ イヤにならなきゃずっといるんだわ 面倒なことはやらなきゃならねえがイヤなことはさっさとやめるに限るな
ジョーカー
そういう上司を今まで放し飼いしてた、経営陣自身の責任も問われる。
|