セル「く…完全体になりさえすれば…!!」

ベジータ「ふん…戯言をほざきやがるぜ…その様子では大して期待もできん」

セル「か 完全体のオレと戦いたくはないのかベジータよ…!」

ベジータ「今の俺様と貴様の差をどうすれば埋められるというのだ…?時間のムダだ…死ね」

セル「待…!!!」

ドシュウッ!!!!

ベジータ「ふん、他愛ない」

トランクス「やった…!さすが父さんだ…!!」



ベジータ「おっと 人造人間のヤロウ共にも借りを返さなければな……む?」

18号「あ…」

ベジータ「見つけたぞ!!」ドウッ!

18号「くっ…来るな!それ以上近づいたら自爆してこの島もろとも道連れにしてやる!」

ベジータ「へっやってみやがれ もっともこの俺が爆弾ごときで殺されるとは思えんがな」

クリリン「ま、待ってくれベジータ!!考え直してくれないか!?こいつらそんなに悪いヤツじゃないんだ」

ベジータ「失せろ…オレはこいつに借りがあるんだ……てめえもろとも片付けてやってもいいんだぞ」

クリリン「く……」

ベジータ「死ね!」

クリリン「やめろーーーっ!!!」

ドーーーーン!!!

18号「」
16号「」

クリリン「く……!」

ベジータ「フン……これでいいんだろ」

トランクス「は はい…」

翌日 神殿にて

ガチャッ

悟空「あれ…セルの気を感じねえぞ…」

悟飯「倒したんですかね…?」

ピッコロ「出てきたか悟空…」

悟空「セルは?ベジータが倒したんか?」

ピッコロ「ああ…残念だったな せっかく修行したのに」

悟空「残念てこたねえさ オラも悟飯もうんと強くなれたしベジータ達も生きてるしな」

悟空「で、どうだった?ベジータの戦いぶりは」

ピッコロ「終始セルを圧倒して凄まじかったぞ…また敵に回すと考えたくもない強さになった」

悟空「へえ…そいつは楽しみだ!でもセルの完全体はそんな弱かったのか?」

ピッコロ「?セルを完全体にする前にベジータが殺したんだが」

悟空「いいっ!?」

悟飯「そ そんな…!!?」

ベジータ「未来へはいつ帰るんだ」

トランクス「明日の朝出るつもりです」

ベジータ「そうか…フン、うっとうしいのがいなくなってせいせいするぜ」

トランクス「…………」

シュンッ

トランクス「あっ!悟空さんと悟飯さん!」

悟空「オッス!久しぶり…つってもおめえらにとっちゃ1日ぶりか」

ベジータ「何しにきやがった…」

悟空「いや おめえがセルをぶっ倒したって聞いたからよ」

ベジータ「言ったはずだ 貴様の出番はないとな……」

悟空「いや、そりゃいいんだけどよ……」

ベジータ「?」

悟空「おめえ、セルを完全体にする前にぶっ倒しちまったんだって?正直おめえにはガッカリしたぜ」

ベジータ「な…!?」

悟飯「ベジータさん見損ないました」

ベジータ「なに…!?」

悟空「おめえだけはセルを完全体にしてくれると思ったから任せたのによ」

悟飯「完全体のセルを一目見たかったです」

悟空「完全じゃねえセルを倒して何いきがってんだ?」

悟飯「あの程度の気のセルなら正直僕でも倒せますよ」

悟空「完全体のセルをおめえに倒してもらってそのおめえをオラが超えるってのが最高の理想だったのによ」

悟飯「完全体のセルの実力を知りたかったです」

ベジータ「ま 待て!待ちやがれ!!黙って聞いていれば…!じゃあ何か?奴が完全体になりされすればこの俺をいい勝負が出来たかもしれないってのか!?」

悟空「そんなのしらねえよ そうなる前におめえが殺しちまったんだからよ」

悟飯「それを試す機会をベジータ自らみすみす逃したんですよ」

ベジータ「呼び捨てするなクソッタレェ!!」

トランクス「ま まあまあ…もしセルを完全体にしてしまって誰も敵わないような強さになってしまったらそれこそ地球の終わりですし…」

悟空「そうなっても何とかする算段がせっかくオラにはあったのによぉ…こいつが勝手なことすっから….」

悟飯「え?何ですかそれ?聞いてませんよ」

悟空「ああ 悟飯おめえを痛めつけて怒らせて覚醒させるつもりだったんだ」

悟飯「え…」

悟飯(しばらく口をきかないどこう)

ベジータ「だ…だがセルは第二形態でこの俺にまったく歯が立たんかったのだぞ!そこからあの女を吸収したところで何が出来ると言うんだ!!」

悟空「だからしらねえって!でもあのセルが完全体になりゃおめえに勝てるかもしれねえつってたんだろ?セルは相手の実力がわかんねえような奴じゃねえぞ」

ベジータ「く…」

悟空「だいたいよぉ………ん?この気は…」

クリリン「おーい悟空!」

悟空「おお クリリンじゃねえか!」

クリリン「神殿行ったらもうお前らが出てきてここに居るって聞いてよ どんくらい強くなったか見に来たんだ」

悟空「へへっ 悪いがそれどころじゃねえんだ こいつがよお」

ベジータ「そうだ、クリリンとやらもこいつに何とか言ってやれ…!オレがセルを倒したのが気に入らないらしい」

クリリン「どうしたんだよ悟空?M字になんの用があんだ?」

ベジータ「な…!?」

悟空「いや、こいつがセルを完全体にする前に倒しちまいやがったからよ」

ベジータ「おいハゲ!今オレのこと何て呼びやがった!!?」

クリリン「うーん…そりゃこのMが悪いな、悟空」

ベジータ「お おい!何ムシしてやがる!!?」

ベジータ「それに貴様は理性派だったはずだ!なぜそいつの味方なんだ!?」

クリリン「ところで悟飯、お前すっかり見違えちまったな〜」

悟飯「へへ…」

クリリン「トランクス!お前はいつ未来に帰るんだ?」

トランクス「あ…明日の朝に…」

クリリン「そっか!んじゃここにいる4人で飯でも食い行こうぜ!」

ベジータ「おい!オレは!?オレは数に入ってるのか!?ここには5人いるぞ!」

悟空「いいな!行こうぜトランクス!悟飯!」

トランクス「は はい」

悟飯「……」

クリリン「行こう行こう!」

悟飯「お腹ペコペコです」

ベジータ「ま 待て!おい!」

悟空「あ おめえ今日からサイヤ人名乗るの禁止な サイヤ人の名が汚れる」

ベジータ「なんだと……!!?」

ナレーター『セルを見逃して完全体にさせなかったせいでベジータは仲間を失い今後も友達が出来ることはなくなった……
果たしてどうなることやら……』

ベジータ「オレはもう…戦わん……」

終わり 
 
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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:TOAJVVQv0編集削除
嘘松
2 . 名無しさん  ID:sl.VfJ5w0編集削除
ひでえww
本篇の悟空や悟飯はこんなことは言わないぞw
3 . 名無しさん  ID:uUdUt5EZ0編集削除
超以降のベジータならこういうリアクションもあるかもしれないが
この頃はまだ尖っていたので「なら俺様と決着をつけるか なんなら親子二人がかりでも構わんぞ」
とか堂々巡りの展開になりそう

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