魔王「なんだ?強くなりたいか?」
スライム「はい!!!なりたいです!」
魔王「うむ こっちへ来てくれ」
スライム「………はい?」ポヨン!ポヨン!
グシャアアアアアア!!!!
スライム「グホぉ!……な、なにするん…ですか………苦しい」
魔王「……レベルを100にしておいた」
スライム「く、苦しい!…ゲホっゲホ!」
魔王「そうだな スキルも与えよう」
ボォォォオオオ!
スライム「あついいいいいい!!!焼けるうううううう!!!!」
魔王「フハハハハ!!!100レベルのスライムか!!面白い!」ゲラゲラ
ゴゴゴゴゴゴ!
魔王「………なんだ!?」
スライム「………オレは……もっと…強くなりたい」
ズズズ
魔王「なんだとぉ!?」
スライム「うおおおおおおおお!!!」
アラーム「ピー!ピー!ピー!」
バァン!!!!
俺「うるせぇ……!!」
ボロボロ「ぴ……ぴっ…」
俺「あ、また壊しちゃった…」
俺「はぁ……レベルあげに行くか」
ーー草原ーー
ゴブリン「……来たぞ!勇者が!」
ゴブリン2「……ん?よくみたらザコじゃねえか
装備が木刀とか」
ゴブリン「チャンスだ!俺たちのレベルをあげるチャンスだ!」
俺「おーいるいるー」トコトコトコ
ゴブリン「ぐわぁ!!」ピョーン
ザパァァーン!!!!!!
ゴブリン2「………は?」
俺「……あれ?やっぱレベルがあがんない………どうなってるんだよ」
ゴブリン2「(なにものだ!?上級勇者か?)」
俺「お前はどう思う?」
ゴブリン2「………え?オイラ??…わ、わかんねえ…」
俺「そうか…ちょっと教会行ってみるか」クルットコトコトコ
ゴブリン2「な、なんなんだあいつは…」
ドォォン!!!!
ゴブリン王「貴様は勇者か!グヘヘヘ」
俺「お、王じゃん珍しい」
ゴブリン2「よし!王のレベルは30!!新人勇者なら絶対に勝てない!!」
ゴブリン王「こん棒でたたき潰してや…!」
ザパァァーン!!!!!!
俺「……お、このこん棒強そうだなこっちにするか」
ゴブリン2「…………は?」
トコトコトコ
ゴブリン2「……………」ブリブリブチュブチュ…ポトン…
ーー教会ーー
俺「あのオレレベル上がんないんだけど」ドシン
神父「なんだそのデカイこん棒は……ステータス見せてくれ」
俺「ほら」ポイッ
神父「レベル1……だな」
俺「経験値貰えてないの?」
神父「それは無い!ちゃんと貰えているぞ ただ……」
俺「ん?ただ?」
神父「次のレベルアップまで一億の経験値が必要………みたいだ」
俺「…………は?」
神父「ステータスの詳細をみて良いか??」
俺「ええ? う、うん…」
神父「……………………」
俺「お?」
神父「このステータスの詳細はワシが預かる」
俺「なんでだよ!」
神父「いいから!!!!!……」
俺「え??」
神父「てかもう魔王倒しに行けよ」
俺「……お?」
神父「あとこん棒とか捨てるんじゃ使いもんにならん」
俺「木刀しかないんだが」
神父「……木刀…? まあいいこれをやろう」
俺「はぁ?なにこれ手袋??」装着
神父「(武器持たせてもどうせ役にたたないだろう)」
俺「クソ武器じゃねえかよ! 勇者の剣とかくれよ」
神父「いいから!!お前はそれを使いなさい!」
俺「…………まあいいか魔王倒しにいこう」
ーー魔王城へ続く道ーー
俺「グローブとか恥ずかしいなー」トコトコトコ
ゴゴゴゴゴゴ!!!
ドラゴン「ぎゃおおおおおお!!!」ゴゴゴ
俺「おおー初めてみた レベル89か高いなー」トコトコ
女勇者「……え? きみ!!なにしてるの!!!」
俺「え?俺??」
ドラゴン「ギャオオオオオ!!!!」ギロリッ
女勇者「ああ!目をつけられた!!戦わなきゃ……」
俺「…女勇者のレベルは83か」
女勇者「なにしてるの!!新人勇者!!!しかも装備はグローブ!?…はやく逃げなさい!」
ドラゴン「グオオオオオ!」熱い炎!!
ブフォォォオオオオ!!!
女勇者「し、しまった!!!!」
女勇者「ああああああああああ!!!!」ー1000ダメージ
俺「おいおい大丈夫かよ…」
女勇者「はや……く…逃げて…レベル1で…ゲームオーバーなんて……させないから…………」
俺「残りHP80かーあぶないなお前」
ドラゴン「グオオオオオ!!!」ドンドンドン
女勇者「くる!!………はやくにげ…!」
パァァァァアアアン!!!!!!
女勇者「(ドラゴンの上半身がぶっ飛んだ?)」
俺「……おーい大丈夫か?」トコトコ
女勇者「キミ……な、なにもの…!?」
俺「とりあえず薬草飲め」ズシズシ
女勇者「ぐぼぉ!!!いぇるひ!(入れすぎ!)」
俺「よし!完治したな!!」
女勇者「……キミ!レベルは!?」
俺「レベル?1だけど??」
女勇者「は?」ギラッ
俺「え?」汗
女勇者「冗談なんて要らない!ステータス確認してみる」
俺「最初からしろよな……」
女勇者「………レベル1…………ほんとだ…」
俺「なー言ったろ?」
女勇者「な!?詳細がみれない!!」
俺「詳細は神父に預けてる」
女勇者「し、神父が!?!!?!」
俺「てか魔王倒しにいくわ 気をつけて帰れよー」
女勇者「待って!!!……魔王はレベル1じゃ絶対に無理だ!」
俺「……レベル1だけどドラゴン倒したぞ?」
女勇者「と、とにかく!!私もついていく!」
俺「いや帰れよ…」
女勇者「帰らない!!!」
俺「んだよ…わかったよ」トコトコトコトコ
トコトコトコトコトコ
女勇者「おかしい…モンスターが出てこない」
俺「たまたまだろー」
トコトコトコトコ
ーー魔王城ーー
俺「おーついたついた」
女勇者「ここじゃレベルが90なんかがごろごろいる……警戒しなきゃ」
スッー
吸血鬼「ようこそ魔王城へ……」レベル92
女勇者「レベルが高い!気を付けないと!!」
吸血鬼「あれれー?新人勇者??アハハハ!!!!!道迷ったのかなー?」ケラケラ
俺「アハハっ!お前笑われてるぞ!」ケラケラ
女勇者「キミだよ!!」ムキーッ
吸血鬼「さあ!血を吸いとってあげる!!」
シュゥゥウ!
女勇者「は、はやい!!避けて!!!」
ピタッ
吸血鬼「……………!?」
俺「………?」
シュンッ!
吸血鬼「(あのまま吸おうとしてたら殺られてた!!?)」ビクビク
俺「おーい?大丈夫か?」トコっ
吸血鬼「ひゃっ!」ビクッ
俺「………?(可愛い)」ドキドキ
女勇者「(何故攻撃をとめた)?」
俺「まあ魔王に用があるからまたなー」トコトコ
吸血鬼「…………私を殺さないの?」
俺「戦う気無いやつを殺す必要はないだろ?」
吸血鬼「はぁ?私はモンスターよ?」
俺「ーそれがどうしたんだ?」
吸血鬼「…………なにもないわよ」ボソッ
俺「…………」トコトコ
女勇者「あ、まって!!!」
トコトコトコトコ
俺「あれ?魔王城道迷った…」
女勇者「やっぱ脱出してもっと強くなってからのほうが…」
俺「壁こわして進むか」パンチ
バァン!!!!
女勇者「(こいつやばっ!!!)」
バァン!!!!
バァン!!!!
婆さん!!!!
魔王「お、おいやめたまえ!」
俺「お、やっとついたか」
魔王「いろんなとこに無駄なトラップ仕掛けた私がバカみたいだ……」
女勇者「ま、魔王!!!!」
魔王「おお??ハハハ レベル1の勇者にレベル83の勇者か!」ケラケラ
俺「………」
魔王「てかどうやってここまで来たんだよお前ら!帰れよ!」
女勇者「………あれは!!」
スタスタスタ
魔王「ほぅ……ついにきたか」
ピタッ
俺「ー…?」
伝説の勇者「魔王!!お前を倒しにきた!」
魔王「フハハハハ伝説の勇者か!実にタイミングのいい!!!」
俺「…??」
女勇者「……!?」
魔王「この二人は人質だ!!返してほしければお前も帰れ!!はやく帰れよ!」
伝説勇者「なんて卑怯な!!!」
魔王「フハハハハハハハハ!!!ぐぅ!!…」
俺「??…なんで魔王ダメージおおってるんだ?」
魔王「これはな…………」
伝説勇者「今なら魔王を倒せる!!覚悟しろ!」
女勇者「私も手伝います!!!」
伝説勇者「おお!助かる!」
俺「おお?奥にも部屋があるな……」
魔王「そ、そこを開けてはならん!!!!」
ガチャ…………キーッ
俺「奥進んでいくかー」
魔王「しまった………あいつ」
伝説勇者「くらえええ!!」
魔王「まあよい!!相手してやろう!!」ケラケラ
ーーー俺ーーー
俺「………??」トコトコ
俺「なにもないな」
??「誰だ……」
俺「ん?」クルッ
スライム「………」
俺「スライム??」
スライム「レベル1の勇者か……どうやってここへきたか知らないが帰れ…」
俺「おうもっと奥お邪魔するぜ!」
スライム「いや帰れよ!!」ザザ!
俺「………ん?」ピタッ
スライム「………帰れ」
俺「おーい目の前に立たれると奥に行けないだろー」
スライム「(おかしい……スピードはオレの方が高いはずなのに)」
俺「………おーい?」
スライム「(なんだこの違和感は!!??)…」
スライム「……フン!!!」頭突き!!
ドン!!!!!!
スライム「ぶっ飛んだな……さすがに死んだか」クルッ
スッ
俺「………よっ!」
ボフォオオオォォォオオ!!
スライム「(間近で炎を出した!避けられないはずだ!!!!)はぁ…はぁ…」
スライム「…………はぁ外でるか」ピョンピョン
ガシッ
スライム「…………?」
ドパァ!!!!!!
スライム「な、なんだ?………目が…」
俺「…」
スッ
スライム「(脳の処理が追い付かない!速すぎる!!)なっ!」
シュッ!!
ドォォォオオオオン!!!
スライム「…………ぁ…!?(パンチすんどめ?)」
俺「……部屋なんも無かったから魔王倒して帰るわ」トコトコトコ
スライム「……………」クルッ
スライム「…俺は……弱い」グスン
ーー魔王ーー
魔王「フハハハハハハハハ!その程度が勇者よ」
伝説勇者「く、くそぅ………魔王やはり強すぎる………」
女勇者「げほっ!げほっ!!」
伝説勇者「キミだけでも逃げろ!!!」
女勇者「しかし!!」
伝説勇者「魔王を封印する!この命で……!」
女勇者「伝説勇者さん!!!!!」
伝説勇者「キミもやっぱ手伝ってくれ!……魔王!これで!!」
俺「……お、まだやってる」トコトコトコトコ
魔王「お、おまえ!(あそこにはスライムがいるはずだが!?)」
俺「……?バルスの途中か?邪魔して悪いな」
伝説勇者「…… キミは逃げろ!!!レベル1じゃないか!!」
魔王「フハハハ!逃がさん!!握り殺してくれるわ!」ザザザザ
サッ
魔王「………………?」
グシャっ!!!!!
伝説勇者「魔王の腕が……?」
俺「えーっと…………くらえ!手袋パンチ!!
ドォォオン!!!!!!
魔王「グハァ…!!!!!!!!!!」
俺「そぃ!」
グチャ!!!!!!!
魔王「」
伝説勇者「くだけ散った………!?」
女勇者「………ほんとにレベル…1…!?」
俺「……はぁ魔王もたいしたことないなー」
俺「でもスライムは………」
伝説勇者「キミ!!だ、大丈夫か!?」
俺「俺帰るわ またなー」トコトコトコ
女勇者「…………」
伝説勇者「……………俺達も帰ろう」
女勇者「は、はい」
伝説勇者「みんなに知らせなきゃ!魔王倒したって!」
女勇者「はい!」
トコトコトコトコトコ
スライム「…………もっと…強くならなきゃ」
ーー教会ーー
俺「よぉー魔王倒してきたぜ」
神父「だろうな」
俺「なんだよ誉めてくれてもいいだろ」
神父「魔王は消え去ったこれで平和に!」
俺「今俺のレベルいくつになってる?」
神父「ん?おおおお!!…………レベル1だ」
俺「そうか……」
神父「だが隠し称号をゲットしたみたいだぞ!!」
神父「はは!称号は力を貸してくれる!!………どれどれ……」
神父「……だ、…大魔王…………??」
ドォン!!!!!!
神父「ブフォっ!!!!!」
俺「……………ふふ……ふッ…フハハハハハハハハ!!!!!!」ケラケラ
ドオォォォォォオオオン!!!!!!!!
村人「な、なんだ!?教会が崩れていくぞ!?」
俺「ククッ………勇者ども………オレは待っているぞ」 スーッ
ーーーエルフ村ーーー
エルフ「勇者様!!!通達です!」ハァハァ
伝説勇者「ん?なんだ??」
エルフ「きょ、教会が!!何者かに破壊されたそうです!!!」
伝説勇者「きょ、教会が!!!これじゃ!モンスターに殺られた人間たちは!」
伝説勇者「生き返らないじゃないか!!!」
伝説勇者「神父は!?……父は…無事なのか!?」
エルフ「……………し、神父は…」
伝説勇者「く、くそぉ……親父!!!!!」
伝説勇者「絶対に許せない!!!!!」ギラ
女勇者「伝説の勇者さん……」
エルフ王「今全国の勇者達がどんどん殺されておる…」プルルン
女勇者「ええ!?魔王は自分から動かないんじゃないんですか!?!?」
エルフ王「今回は……おかしい…」プルン
エルフ王「100レベ勇者達がパーティー組んで討伐しに向かったところ全滅したと……」
女勇者「そ、そんな……………!」ウルウル
伝説勇者「僕達……人類はもう勝てないんですか?」
エルフ王「いや、まだ手はある…今こそ人類は進化するのだ!」
伝説勇者「どうすれば!?」
エルフ王「レベルの上限をあげるのだ!!」
エルフ王「こちらへこい!!」
伝説勇者「……………行こう」
女勇者「…はい!」
ーーーエルフ森の最深部ーーー
エルフ王「ここはモンスターのレベルが200から300ある」
女勇者「た、高すぎる!!!!!」
エルフ王「そこでお前たちに力を与えよう」
伝説勇者「………!」
エルフ王「神よ!我は誇り高きエルフの王なり!この命と引き換えに!!このものたちに力を与えよ!!!」
ーーー俺ーーー
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!
最強勇者「あれが魔王か!!」
俺「999989……」
ドスっ!!!!!!
俺「999990……」
ドォォン!!!!!!
俺「999991……」
最強魔法使い「勇者様!!オレは闇魔法を唱える!!」
最強勇者「闇魔法だと!?それじゃお前が死んでしまうじゃないか!!!」
最強魔法使い「今までいろんなとこ冒険してきたけど楽しかったぜ……」
最強魔法使い「ブツブツブツブツ」ドドドドド
最強勇者「くっ……!!」
最強忍者「グハァ!!!!!」バタン!
最強勇者「に、忍者!!!しっかりしろ!」
最強ヒーラー「だ、だめ!!MPが……もう限界……」
最強勇者「……………俺のMPをすべて渡す」
最強ヒーラー「ゆ、勇者様!?」
最強勇者「忍者と一緒に遠くへ逃げろ!!」
最強ヒーラー「ゆ、勇者様………」
ズドォン!!!
俺「999992……」
ガシッ!!
俺「ん?……」
見習い勇者「お、俺は勇者だ……うぅ……世界を……救ってみせる…」残りHP1
俺「999991…だっけ?…あれいくつ倒したっけ……」
見習い勇者「うう!……」
見習い魔法使い「俺は勇者様と一緒に勝つんだ!」
見習いヒーラー「勇者様!ヒールです!!」
見習い忍者「………一人で死なせん」
見習い勇者「お、お前ら……」+200 +300 +500
俺「くそ……ああああ!!!!ぶっ殺してやる!!!!」
ガシッ!!!!
見習い魔法使い「うああ!!!!」
見習い勇者「魔法使い!!!!!今助けるからな!!!!」ドッドッドッド
見習い勇者「くらええええええ!!!」
グシャぁぁぁああ!!!
見習い勇者「……ぁ…ぁあ…」ピタッ
見習い魔法使い「」
見習いヒーラー「ぁ、ああ…」ガクン
見習い忍者「……………」ガタッ
俺「あ!…思い出した999992!」
ドォォォオオオオン!!
俺「グハァ!!!!」
最強勇者「……フン!!!」
最強勇者「くそ!…間に合わなかった!お前たちはとっとと逃げろ!!!」
見習い勇者「…な、…仲間が……魔法使いが…………」ガクン グスングスン
見習い忍者「くっ! 行くぞ!!」
ガシッ パッパッパッパ!!!
最強勇者「よし……行ったか」
俺「ちっ!!!逃げたか!」
最強勇者「お前の相手は俺だ!(最強魔法使いが唱え終わるまで持つかどうか…)」
最強勇者「MPがなく魔法が使えない…攻撃するしかない!!くらえ!魔王!!!」
スッ
最強勇者「なっ!!」
俺「ここだ!!!」
カキィィィン!!!!!
最強勇者「クッ!!」ギシギシ
俺「ほぅ………」
サッ!
最強勇者「……はぁ…はぁ…危なかった…」
俺「……!?」
ドドドドドドドドドドドドドドド!!!
最強勇者「空が暗く!…あれは!!」
最強魔法使い「ブツブツブツブツ」ドドドドド
俺「……流石の俺でも不味いな」シュッダッダッダ!
最強勇者「まて!!お前の相手は俺だ!!」サッ
ガキィィィィイイイン!!
俺「くそ!!邪魔しやがって!!!!!おらぁ!!」
ピキッ!ピキピキン!!!
最強勇者「け、けん が!!!!!」
俺「………!!」ダッダッダ!!
ズシィィ!!
最強勇者「絶対に遠さない!!!!!」
俺「あああああああああ!!!どけええ!」
ドスっ!!!!!!
最強勇者「ううっ!………」ガタン
俺「とどめだ!!」
ドォォォォォオオオオン!!!!
最強勇者「」
俺「はぁ…はぁ……なかなか手応えがあったな」
ドドドドドドドドドドドドドドド!!!
俺「し、しまった!!!!!」
ズドォォォォォォォォォォオオオオオン!!
俺「くぅ!!くっ!!!うあああああああ!!!」ブチィン!
俺「う、腕が!!!!!!!!!」
最強魔法使い「ぜぇ……ぜぇ……勇者様………ただいま向かい………ます」バタン
…………
俺「……ふふ……フハハハハハハハハ!!!!」
俺「これで……世界は俺のもの………」
俺「………ハハハハ!!」
俺「………魔王城に戻って回復を…するか…」ハァハァ
ーーー魔王城ーーー
俺「おい!!モンスター達よ」
俺「………おい!!!!帰ったぞ!!!」
俺「……………誰もいない…どういうことだ…」
スッ
吸血鬼「ま、まおう…さま……おたすけ…を」
バタン
俺「……………ハハハハ!!!!」
俺「ハハハハハハハハ!!!!」
俺「………………………………」
俺「…………お前かああああああああ!!!」
スライム「………」
俺「ククッ久しぶりだな…スライム……」
スライム「俺には……レベルの上限がない」
スライム「だからモンスターは俺が全滅させて強くなった……」
俺「……………」
スライム「…………」
俺「…………」
スライム「…………………」
俺「ガタッ」
ズドゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウウン!
俺「うおおおおおおおおおおおお!!!」
スライム「………」
ペタンッ!!!!!!
俺「………上へ跳んだだと!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
俺「ほう……自分を炎に包み込むとは…」
炎スライム「……フン!!!!」
ドォォォォォォォォォォォォオオオン!!
サッ!!
俺「あぶねえ!!魔王城が吹っ飛びやがった!」
炎スライム「……っ!!」
俺「なにっ!?」
ドドドドドドドドドドドドドドドン!!
俺「うぉ!!ゲホ!ぐは!!うへっ!!ブフォ!!」
炎スライム「…っ!燃え尽きろ!!」
ボワァァァァァァアアアアアア!!!
俺「クッ……」ガシッ
炎スライム「……っ?(今まで殴っていたのは残像!?)」
ブチブチブチブチブチ!!!!!!!
炎スライム「」
俺「しょせんスライムだ!フハハハハハハハハ!!」
俺「もうこれで俺の邪魔をするものはいない」
俺「……クックハハハハハ!!!」
俺「面倒だから地救ごと壊してやるぅぅぅぅ」
ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー
アラーム「チリチリチリチリ!!!」
ドォン!!
俺「うるせえ!!」
アラーム「チリ……チ…リ」
俺「レベルあげにいくか」
end
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