交替制の工場で働いてるんだが、肉体労働を肩代わりしてあげたのがきっかけで結婚。
その日は俺が後番、嫁が先番。
出社して自分の持ち場に行く途中、通路で重量物(製品が山積みされたワゴン)を運ぼうとしている嫁を見かける。
嫁は一生懸命動かそうとしているが、結構な重量があってちょっとずつしか動かせてない。
じれったさ半分、可哀想半分で
「ちょっと貸して。どこまで持ってく?」
と代わりに運んであげた。
嫁は
「助かりました!ありがとうございます!」
と頭を下げてサッと帰って行った。
後日、会社の50周年だか60周年だかの創立パーティー(というか宴会)で嫁と再会。
あの時にも増してお礼を言われる。
なんでも、あの日は嫁にとってどうしても遅れられない私用があり、定時ですぐ帰りたかったとのこと。
そんな時に限って、退勤ギリギリの時間に、手間のかかりそうな用(上記のワゴン運搬)を命じられ、
間の悪さを恨んでいたが、たまたま後番の出社直後だった俺が手を貸してくれたおかげでとても助かったとのこと。
俺「そうだったんだ。なんの用事だったの?」
嫁「ライブ!あの日は前日に現地入りして、そこに住んでる友達と会う予定だったの」
「電車も指定席で予約してたから、遅れたくなかったの」
こんな感じで宴会中はずっと嫁と喋ってた。
それから廊下ですれ違うたびに雑談したり、人事考課や労働アンケートで何を書いたか相談し合ったり、社食で一緒の席で飯を食ったり、を続けてたら交際に発展。
付き合ってから3年後にプロポーズ。
今年で長男が5歳、長女が2歳になった。
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